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2024.08.20

お中元は義実家に贈るべき?相場やおすすめの贈りものを紹介

7月頃になると日頃の感謝を伝え、今後もよりよいお付き合いができることを願ってお中元を義実家に贈りたいと考える方が増えてきます。しかし、何を送れば喜んでもらえるのか、相場はいくらなのかなどの悩みはつきものです。

今回は、お中元を義実家に贈る際の相場や、おすすめの贈り物を紹介します。また、そもそもお中元は義実家へ贈るべきなのか、という疑問も解消していくためぜひ参考にしてみてください。

義実家にお中元は贈るべき?

義実家へお中元を贈るかどうかは、多くの人にとって悩ましい問題です。一般的には、義実家への感謝の気持ちを表すためにお中元を贈ることが推奨されますが、お中元を贈る行為は義務ではありません。

お中元は義務ではありませんが、新婚の場合や新たな家族が誕生した場合、贈ることは礼儀とされています。家庭によって慣習もあるためお中元を贈ってもいいのか不安な場合は、事前に義実家へ確認を取るのが1番良いでしょう。

また、義実家へよく行くなど定期的に関係を築いている場合は、お中元を贈り合うことが義務ではなくなり、逆に負担に感じられることもあります。最終的には夫婦間で話し合い、双方が納得できる形で決定することが最も大切です。

義実家に贈るお中元の相場

お中元は値段も考慮しつつ、日頃の感謝を伝え、相手に喜ばれるかどうか考えて選ぶことが大切です。

お中元の相場は3,000円ほどといわれていますが、場合によっては5,000円ほどの品物を贈る場合もあるでしょう。

義実家との関係にもよりますが、あまり高い品物を贈ると逆に相手に気を遣わせてしまう場合があります。お中元を贈る場合は相手がお返しを考えている可能性も考慮し、あまり高級なものは控えるようにしましょう。

お中元を贈る前後に義実家へ行く予定がある場合や、誕生日などですでに贈り物をしている場合は、お中元の金額を下げることも考えられます。贈り物が多くても困る、という場合もあるため、夫と相談しながら内容を決めるのがよいでしょう。

義実家にお中元を贈る際のマナー

義実家にお中元を贈る際は、どのようなことに気をつければよいのでしょうか。お中元を贈る際のマナーを2つ紹介します。重要なポイントを正しく守り、相手に対する敬意や感謝の気持ちを適切に伝えましょう。

贈る時期に気をつける

お中元を贈る時期は、地域によって異なることが多いです。一般的なお中元シーズンは、東日本が7月初旬から7月15日まで、西日本が7月中旬から8月15日までです。

この期間を過ぎてしまっても「暑中見舞い」や「残暑見舞い」となり、形式が変わりますが感謝の品を贈れます。昨今、7月に集中することを避けて、6月下旬頃からお中元として贈り物をする人が増えています。

親戚や近所付き合いが多めな義実家は、話の中でお中元の話題が出ることもあるため、少し早めに贈ると喜ばれることが多いです。早めに送ってもいいのか不安な場合は、義実家へ確認してみるのもよいでしょう。

お中元は義実家の住んでいる地域の習慣を確認し、適切な時期に贈るように心がけましょう。お中元の送り先が会社や取引先などのビジネス関係の場合は、相手の都合を考慮し、少し早めに贈ることもあります。

のしをかける

お中元を贈る際には、のし紙の使い方にも注意が必要です。のし紙は日本の伝統的な礼儀作法の一部であり、正しく使用することで相手に対する敬意を示せます。

お中元の場合、のし紙の表書きは「お中元」もしくは「御中元」とします。水引は「紅白花結び」を使用することが多いです。紅白花結びは、何度あっても良い祝い事という意味を持ち、お祝いや季節の贈り物によく用います。

水引の下には、送り主の名前を入れましょう。名前を入れずに贈ることもできますが、送り主を明確にしたい場合は名入れをおすすめします。自分で書く場合は筆や筆ペンを使用し、店舗で印刷してもらえる場合は、印刷をお願いしましょう。

贈り物を包む際には、のし紙を内のしにするか外のしにするかを選びます。内のしは、のし紙を包装紙の内側に包む方法で、控えめな印象を与えます。一方で、外のしはのし紙を包装紙の外側にかける方法で、贈り物を強調したい場合に使われます。

義実家に贈るお中元の選び方

義実家へお中元を贈りたいとき、どのようなものを贈れば喜んでもらえるのでしょうか。以下に、義実家にお中元を贈る際の選び方を3つのポイントに絞って紹介します。

義両親の好みや食習慣

お中元を贈るにあたり、義実家の好みを把握することは非常に重要です。お酒が好きな方には、プレミアム感のあるクラフトビールやワインのセットが喜ばれ、お菓子が好きな方には、デパートやホテルのお菓子を贈ると喜ばれるでしょう。

好みだけでなく、義両親の食習慣を把握しておくことも重要なポイントです。食が好きな義両親の場合は、食品から贈り物を選ぶと喜ばれますが、食が細い場合は食品以外のものがよいという人もいるでしょう。

食品以外を贈る場合は、義実家のライフスタイルに合わせて、洗剤などの生活必需品や日用品を選びます。お中元の慣習は地域や家庭によって異なるため、義実家の慣習をあらかじめ知っておくと悩まずに用意できます。

義実家の家族構成

義実家の家族構成を考慮することで、全員が楽しめるお中元を選べます。人数や家族構成に合わせた量や内容を選び、義家族全員に喜んでもらえるお中元を考えましょう。

義両親のほかに、義兄弟や親戚が一緒に住んでいる場合は、大人数で楽しめるギフトが最適です。果物の詰め合わせやお菓子のセット、ジュースの詰め合わせなどはシェアできるため喜ばれるでしょう。

義両親だけの場合は、品数を少なめにする代わりに、高品質な単品のギフトにするのもおすすめです。たとえば食が好きな義両親の場合は、高級な和牛肉や新鮮な海産物は喜ばれます。少人数なため、量よりも質を重視した贈り物がよいでしょう。

もし、家族構成が事前にわからなければ個包装のものや、日持ちするもの、生活必需品など、消費するのに期限が必要ないものを贈ると喜ばれます。

季節感

お中元は夏の贈り物のため季節感を大切にしましょう。涼を感じる食品や、涼しげな日用品など、夏にぴったりのアイテムを選ぶことで相手に季節の風物詩を楽しんでもらえます。

涼しさを感じる贈り物といえば、冷たいゼリーやアイスクリーム、ジュース、高級かき氷シロップなど、夏に飲んだり食べたりするのに最適な食品が喜ばれます。とくに、地域の特産品を使ったものは話題性もあり喜ばれるでしょう。

近年、夏の暑さが急上昇しているため、健康を考慮した贈り物も喜ばれることが多いです。夏バテ防止に役立つ健康食品やドリンクは、選びやすいという観点からも人気があります。

おすすめのお中元5選

義家族に贈るお中元としておすすめのものを5つに絞って紹介します。どんなギフトを贈ればよいか迷っている人はぜひ参考にしてみてください。

馬刺し

お中元で馬刺しは、多くの人に喜ばれるギフトです。その理由として、馬刺しは低カロリー・高たんぱく質であり、健康に良い点が挙げられます。また、馬刺しはお酒のお供にも最適で、その特別な風味が多くの人が魅了されています

さらに、馬刺しは保存が利くため冷凍しておくことも可能で、贈られた相手が自分のタイミングで楽しめるのも大きな魅力です 。栄養価が高く、特別な日のご馳走としても喜ばれるため、お中元として贈るのに適しています 。

健康志向の方や肉好きな方、または特別な贈り物として何を贈ればいいか迷った際には、馬刺しを選ぶのはよいアイデアと言えます。

牛肉

お中元で牛肉は多くの人に喜ばれる贈り物です。とくに、黒毛和牛やくまもとあか牛などの高級和牛は非常に人気があります。これらの牛肉は普段の食事ではなかなか味わえない贅沢な一品であり、贈る側の感謝の気持ちが伝わりやすいです。

また、ステーキやしゃぶしゃぶ用の肉など、さまざまな調理方法で楽しめるため受け取った人が自分の好みに合わせて楽しめます。

肉のギフトセットを贈るとより多くの種類を楽しめることでしょう。肉の大栄では、高品質でさまざまな用途に使える高級和牛や、ご贈答用のカタログギフトをお選びいただけます。

スイーツ

お中元は夏に贈るため、ひんやりとしたスイーツが適しています。アイスクリームやゼリー、水羊羹の詰め合わせは、個包装になっていて食べやすく特に喜んでもらえます。

最近では、デパートや洋菓子店のみではなく、ホテルのブティックやレストランもギフトセレクションを用意しています。パティシエがこだわりを持って作り上げたスイーツの数々は、贈り物に喜ばれることでしょう。

地方に住んでいる義家族であれば、都心しかないものはなかなか買いに行けないため、おしゃれなスイーツは嬉しいという声は多いです。

お酒

お酒が好きな義両親であれば、ビールや日本酒などの酒類を贈ると大変喜ばれます。お中元にお酒を贈ることは、多くの場合喜ばれる贈り物です。

お酒の中でもビールやワイン、日本酒などは人気の品です。たとえば、ビール好きな方には地域限定のクラフトビールや、有名なワイナリーの高級感のあるワインを選ぶと喜ばれます。洋酒好きであれば、ウイスキーやリキュールもよいでしょう。

一方で、相手がアルコールを飲まない場合や、家族全員が楽しめるギフトを望む場合には、ジュースやノンアルコール飲料などの代替品も検討するとよいでしょう。

生活用品

食品は早めに消費しないといけませんが、生活用品は消費期間を気にすることなく贈れるため重宝されるでしょう。洗剤などの生活用品であれば、使えばなくなるため邪魔になることも少ないです。

また、夏場は汗をかくことが多くなるため少し高めのタオルやハンカチも喜ばれます。入浴の機会も増えることから、入浴時間を快適にする入浴剤や石鹸などのバス用品もよいでしょう。

シンプルな生活用品であれば義両親の好みに左右されることなく贈れるため、義両親の好みがどうしてもわからない、と悩んでいる人にはおすすめです。

こちらの記事では、お歳暮を両親に贈るかについて解説しています。相場や選び方も取り上げているため、ぜひあわせてご覧ください。

まとめ

義実家へお中元を贈るかどうかは、家庭や地域によって変わってきます。お中元を贈る場合、せっかくであれば義実家にいる家族全員に喜んでもらえる品を贈りたいものです。

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