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2024.10.22

引っ越し祝いの相場はいくら?兄弟や息子・娘などの相手別に紹介

引っ越し祝いを贈る際、相場よりも高額なプレゼントを選んでしまうと、相手が負担に感じてしまう可能性があります。心を込めたお祝いを贈っても、相手を困らせてしまっては意味がありません。

この記事では、両親、兄弟姉妹、友人や知人、仕事関係者など、関係性に応じた引っ越し祝いの相場について解説しています。適切な金額で贈ることで、相手に「新生活を応援したい」という気持ちを無理なく伝えられます。

引っ越し祝いの相場

引っ越し祝いは、相手との関係性に合わせて適切な金額のものを選びましょう。以下で、両親や兄弟姉妹、友人、知人、仕事関係者など、贈る相手との関係性に応じた相場を分かりやすく解説しています。

両親・義両親

両親や義両親への引っ越し祝いは、一般的に1〜10万円が相場です。日ごろの感謝の気持ちを込めて、少し高価な贈りものを選ぶことが多いですが、あまりに高額すぎると相手に気を遣わせてしまう場合があります。

相手にとって負担にならない金額のものを選びましょう。新生活に便利な家電製品やワンランク上の上質な消耗品や実用品、または好みに合わせて選べるカタログギフトなどが人気です。

兄弟姉妹

兄弟姉妹への引っ越し祝いの相場は、1〜3万円が一般的です。金額は、兄弟姉妹との関係性や年齢に応じて変わります。

たとえば、年下の兄弟が引っ越す際には、年長者として少し多めに包むことが一般的です。一方で、学生や新社会人が引っ越し祝いを贈る場合、経済的なゆとりがないため、相場も控えめになります。

また、ほかの兄弟姉妹や親とも事前に金額を相談しておきましょう。兄弟姉妹間で大きな金額差が出ることを防げるため、自分だけが多く包みすぎてしまう、あるいは少なすぎて気まずいといった心配を避けられます。

息子・娘

両親から息子や娘への引っ越し祝いは、1〜10万円が相場です。新生活のスタート時には何かと出費がかさむため、少しでも生活をサポートしたいという親心から、ほかの関係性に比べて高めの金額を包む傾向が見られます。

ただし、相場は家庭ごとに異なります。子どもの新生活を応援する気持ちが大切なため、無理のない範囲で予算を組みましょう。

祖父母から孫への引っ越し祝いの相場は、1〜10万円です。相場の幅が広いのは、祖父母の経済状況によって贈りものの金額に差が出るからです。

経済的に余裕がある場合は高額なお祝いを贈ることもありますが、そうでない場合は控えめな金額になる傾向があります。過去の慣例や家族間での話し合いによって、無理のない範囲で贈りものの金額を決めましょう。

親戚

親戚間でのお祝いは、1〜3万円が相場となります。親戚同士の場合、過去に贈り合った金額を基準にして、相場を決めることが一般的です。家族内で極端な金額差が生じないよう、両親や兄弟姉妹と事前に相談して金額を調整するとよいでしょう。

また年上の親戚に贈る場合は、あまりに高価なものを選ぶと相手に気を遣わせてしまいます。相手にとって負担にならない心のこもったプレゼントを選ぶことが大切です。

友人・同僚

友人や同僚に引っ越し祝いを贈る場合、相場は5,000〜10,000円程度が一般的です。金額は仲のよさや関係性によって変わります。とくに親しい友人や同僚には10,000円を包むことが多いですが、それ以外の場合は3,000〜5,000円の範囲内で渡すのが多いようです。

また、友人や同僚への引っ越し祝いは、相手に負担をかけないよう、高価なものを避けたほうがよいとされています。新居のお披露目時には、家主が招待客をもてなすことが多いからです。提供される食事やお土産が返礼の意味を持つため、過度な金額の贈りものは控えるのがマナーです。

また同僚に贈る場合は、社内の慶弔規程を確認することも忘れないようにしましょう。社内規程に基づいて、職場全体や部署単位で贈りものをすることを推奨している場合もあります。慶弔規程が設けられている場合は、会社の風習やルールに従って贈りものを選びましょう。

上司・部下

上司や部下への引っ越し祝いの相場は、5,000円〜10,000円が一般的です。とくに上司へのお祝いは、ビジネス内での関係性を重視します。

個人的な親しさよりも礼儀や距離感を大切にするため、金額は控えめにするのがよいとされています。相手にとって負担とならない金額の範囲で贈りましょう。

引っ越し祝いを贈る際のポイント

引っ越し祝いを贈る際は、相手への気配りとマナーが欠かせません。贈るタイミングや包装の仕方、選ぶ品物の内容にいたるまで、細やかな心遣いが大切です。以下で、引っ越し祝いを贈る際に気をつけておきたいポイントを詳しく解説します。

のし袋に包んで贈る

引っ越し祝いを贈る際には、のし袋に包んで渡すのがマナーです。のし袋とは、一般的に水引とのしが印刷された紙のことを指します。さまざまな種類があり、お祝いの種類によってデザインや色合いが異なります。

引っ越し祝いの「のし」は、紅白の蝶結びが適しています。蝶結びは何度あってもよいお祝いごとに使われるため、出産祝いやお中元、お歳暮などでも利用されます。

のし袋は、上段(水引の上)には贈る目的を示す表書きを記入し、下段(水引の下)には贈り主の名前を書きましょう。引越しの理由によって表書きが異なるため、以下の表現を参考にしてください。

・一般的な引越し:御引越御祝、御祝
・新築戸建購入:御新築祝
・結婚:寿、御結婚御祝
・転勤:御餞別
・昇進:御栄転御祝

入居してから1~2か月後に贈る

引っ越し祝いは、入居後1〜2か月経ってから贈るのが理想です。すぐに贈ることが望ましいと考える方も多いですが、必ずしも早ければ喜ばれるわけではありません。たとえ高価なものでも、ほかの方と重複している、サイズが大きすぎて場所を取る、または現在必要のない贈りものであれば、喜ばれない可能性もあります。

入居後1〜2か月後であれば、贈る相手も新しい環境に慣れ、必要なものや不足しているものが明確になります。より実用的で喜ばれるプレゼントを選べるでしょう。

また、引っ越し後にお招きを受ける機会があれば、その際に新居の様子を見て、必要そうなものや喜ばれそうなものを贈るのもよい方法です。当日はケーキや花などの手土産を持参し、後日正式な贈りものを渡しましょう。

ただし、昇進や転勤による引っ越しの場合、相手が遠方に移る可能性があります。遠方に引っ越す場合は、引っ越しの1週間前までに贈るようにしましょう。

引っ越し祝いに適していないものがある

どんなに気持ちがこもっていても、引っ越し祝いに適さないものを贈ると、相手に不快な思いをさせてしまう可能性があります。以下のような品物は、縁起が悪いとされているため、避けるのが無難です。

・火を連想させるもの
・踏むものや足元に関連するもの

火事を連想させるものは、引っ越し祝いには不向きです。たとえば、灰皿、ライター、バーベキューセット、暖房器具などが該当します。またスリッパやラグなどの品物は、相手を踏みつける、または運を踏みつけるといった不吉な意味を持つため、引っ越し祝いには適していません。

引っ越し祝いのおすすめ4選

引っ越し祝いを選ぶ際は、相手が本当に喜ぶものを贈りたいものです。以下で、引っ越し祝いにぴったりなおすすめの品物を4つ紹介します。

カタログギフト

カタログギフトは、相手が何を贈れば喜ぶかわからない場合に最適な贈りものです。相手の好みやライフスタイルが分からなくても、カタログギフトなら自分で好きな商品を選んでもらえるという安心感があります。

日用品や食品、家電、インテリアなど、豊富な品揃えが魅力で、年代や性別を問わず、誰でも満足できる一品を見つけやすいのが特徴です。これにより、受け取ったはよいれど「好みに合わなかった」「使い道がなかった」といったミスマッチを防げます。

さらに、引越し後の忙しい時期が過ぎてからゆっくりと商品を選べるので、相手の都合に合わせやすいのがメリットです。荷物の多い引越し直後でもスペースを取らないため、受け取る側の負担が少なくすみます。

食べもの・お酒

たくさん食べるファミリー世帯やアルコール好きな方には、食べものやお酒のギフトが喜ばれるでしょう。とくに残業が多いまたは子育て中の方には、手軽に調理できるレトルト食品や冷凍食品、食材セットが便利です。

選ぶ際は、普段自分では購入しないようなワンランク上の上質な品物を贈ると特別感やご褒美感が出ます。たとえば、高級なお肉やスイーツ、上質なワインやクラフトビール、野菜スープなどが人気です。

お酒を贈る際は、相手の好み(辛口か甘口か、アルコール度数など)を事前に確認しておくと安心です。また、お肉を贈る場合は、赤身、カルビ、ロースなど相手の好みの部位を選ぶとよいでしょう。

さらに、賞味期限や消費期限が長めのものを選びましょう。贈られた食べものやお酒はすぐに消費できない可能性があるため、引っ越し後の忙しい時期でもゆっくり楽しんでもらえるよう配慮しましょう。

日用品

新生活には、予想以上に多くの日用品が必要となります。前の住まいから持って行くものもありますが、新たに買い足すものも少なくありません。タオルやキッチン用品、洗剤など、新しい生活にすぐに役立つ実用的なアイテムは、贈りものとしてとても喜ばれるでしょう。
たとえば普段使いできる洗剤のセットや、香りのよいバスソルト、上質なタオルが人気です。日常的に使う日用品をセットで贈るか、特別感をプラスできる少し贅沢なアイテムを選ぶなどの選択肢があります。
また、デザイン性に優れたアイテムを選ぶことで、実用性に加え、見た目も楽しめるギフトになります。贈りものをおしゃれな包装紙で包めば、さらに喜ばれるでしょう。

食器

食器は日常的に使用するため、新生活に役立つ実用的な贈りものとして人気です。高級な食器セットから手ごろな価格のものまで多彩な選択肢があり、予算に応じて選べます。とくに食洗機や電子レンジに対応した食器は便利なため、喜ばれる傾向があります。

また、贈る際には相手の家のインテリアや使用頻度に合わせて選ぶことが大切です。どんぶりや深皿、ワイングラスなど、家庭によってはあまり使われないものもあるため、相手の好みや生活スタイルを事前に確認しておきましょう。贈る相手が実際に使いたいと思う食器を選ぶことが大事です。

こちらの記事では、式なしの結婚祝いの金額について解説しています。贈る時のマナーやおすすめの品物も取り上げているため、ぜひあわせてご覧ください。

まとめ

引っ越し祝いは、あまり相手に負担をかけないものを選びましょう。相手が気軽に受け取れる価格帯の贈りものを選ぶことが大切です。
喜ばれる引っ越し祝いとしては、普段自分では購入しないような少し贅沢なアイテムや、相手の好みに合うものが喜ばれます。相手の好みを少しリサーチして、日常にさりげなく贅沢をプラスできるギフトを選ぶことで、引っ越し後の生活がより豊かで楽しいものになるでしょう。
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