2023.06.01
妊婦さんに馬刺しが危険な理由を解説!おすすめの冷凍惣菜もご紹介!
馬肉といえば、美味しい食べ方で有名な馬刺しですよね!
しかし、生の馬肉を妊娠中の方が食べると様々な病気のリスクが高まるってご存じでしたか?
この記事では、妊娠中に馬刺しを食べることの危険性について詳しく解説します。また、妊娠中でも安全に馬肉を食べられる方法や、おすすめの商品も紹介します。
「馬肉が食べたいけど、妊娠中なので不安」とお悩みの方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
妊娠中に馬刺しが危険な理由を解説
妊娠中に馬刺しなどの生肉を食べると、母体だけではなく、お腹の赤ちゃんに悪影響を及ぼす場合があります。
これは、生の馬肉には「トキソプラズマ」という寄生虫や「リステリア菌」といった有害な細菌が潜んでいる可能性があるためです。
トキソプラズマと言われる寄生虫が体内に入ると、「トキソプラズマ症」という感染症を起こします。
免疫力のある健康な人であれば無症状のことも多く、症状が出てもリンパ節の腫れや発熱がある程度で重症化の心配はありません。
しかし、妊娠中の女性が感染した場合、胎盤を通じて赤ちゃんにも感染し、赤ちゃんが「先天性トキソプラズマ症」を発症することがあります。
赤ちゃんが発症した場合、脳や目に障害が生じたり、最悪の場合は流産や死産に繋がることもあります。
一方、リステリア菌は河川水や動物の腸管内などに存在する細菌です。
健康な成人なら感染しても無症状のことも多いですが、妊娠中はリステリアに感染しやすくなることがわかっています。
妊婦さんがリステリアに感染すると胎盤を通して赤ちゃんにも感染し、流産の原因や生まれた赤ちゃんに影響が出ることがあります。
また、トキソプラズマやリステリア以外の細菌による食中毒のリスクもあるため、妊娠中は生ものは避けた方が良いでしょう。
妊娠中に馬刺しを食べてしまったら?
妊娠中に馬刺しを食べることのリスクをお伝えしましたが、妊娠中に馬刺しを食べたら絶対に身体に悪影響が出るわけではありません。
トキソプラズマに感染しているかどうかは、産婦人科で抗体検査を受けることでわかります。
妊婦さんがトキソプラズマに感染している場合は、母子感染を抑える薬を使っての治療ができるので、不安に思う方はかかりつけの産婦人科に相談すると良いでしょう。
妊婦さんがトキソプラズマに感染した場合、赤ちゃんに感染するのは約30%ほどです。
また、赤ちゃんが感染したとしても、必ず先天性トキソプラズマ症を発症するわけではなく、症状が出るのは約15%程度と言われています。
しかし、確率は低いものの、重篤な症状になる可能性もゼロではありません。
感染の不安からストレスを抱えてしまうのは妊婦さんにもお腹の赤ちゃんにも悪い影響を与えてしまいます。
心身ともに穏やかに過ごすためにも、リスクのある行動は控えた方がいいですね。
妊娠中に馬肉を食べるなら加熱調理がおすすめ
妊娠中に生の馬肉を食べることは危険ですが、しっかりと加熱調理すれば妊娠中でも安心して馬肉を食べられます。
トキソプラズマは熱に弱く、67℃で1〜2分加熱すると死滅します。馬肉を調理する際には、生焼けに気を付けて、中心までしっかり加熱しましょう。
また、-20℃の低温で8時間以上冷凍すると死滅するため、冷凍されている馬肉はトキソプラズマのリスクが低いと言えます。
リステリア菌も同様に、加熱によって死滅します。肉の中心部の温度が75℃以上で1分以上加熱するようにしましょう。
馬肉といえば馬刺しで食べるイメージがありますが、馬肉は加熱しても美味しく食べられます。
また、馬肉は高タンパク低脂質で脂肪になりにくく、体重増加に気を付けなければいけない妊婦さんにおすすめのお肉です。
栄養価も高く、妊娠中に不足しがちな鉄分やカルシウムが豊富に含まれているのも妊婦さんにおすすめしたいポイントです。
妊娠中は栄養満点の馬肉を加熱調理で安全に美味しく食べましょう。
「肉の大栄」の馬すじ味噌煮込みは妊娠中でも安心して食べられます
妊娠中の方でも安心して食べられる馬肉としておすすめなのが、「肉の大栄」の馬すじ味噌煮込みです。
よく煮込まれて柔らかくなった馬すじはコラーゲンたっぷりで口の中でとろけるような味わいです。
そのまま食べても美味しいですが、温かいご飯の上やうどんの上にのせて食べるなど、様々な食べ方が楽しめます。
冷凍の状態で届くので、冷凍庫で保存ができ、温めるだけで簡単に食べられるのも嬉しいポイントです。
また、「肉の大栄」の冷凍惣菜は、化学調味料不使用にこだわって作られています。
余計な物が一切入っていないので、妊婦さんにもお腹の赤ちゃんにも安心安全です。
馬肉が好きだけど妊娠中なので我慢しているという方や、無添加の安全な食品を食べたいという方は、「肉の大栄」の馬すじ味噌煮込みを注文してみてはいかがでしょうか。