TEL.096-353-4941

2025.01.14

お歳暮は上司にも贈るべき?贈るタイミングやマナーを徹底解説!

お歳暮は、日頃お世話になっている方々への感謝を伝える日本の伝統的な習慣です。とくに、職場の上司に贈る際には、適切なタイミングやマナーを守ることが重要です。

また、上司へのお歳暮の相場は、相手との関係性や職場の慣習に応じて調整することが望ましいでしょう。贈る品物の選び方やのしの書き方など、細かなマナーにも注意が必要です。

本記事では、お歳暮は上司にも贈るべきなのか解説していきます。あわせて、贈るタイミングやマナーも紹介するので、これらの情報を参考に、感謝の気持ちを適切に伝えるお歳暮を贈りましょう。

お歳暮を上司に贈るべき?

お歳暮は単なる贈り物ではなく、上司との良好な関係を築くための大切なコミュニケーションの一環といえます。そのため、形式にとらわれすぎず、相手に喜んでもらえるような配慮を忘れないことがポイントです。

以下に、お歳暮を上司に贈るべきなのかを、お歳暮を贈る基準や贈る時期もあわせて紹介します。

お歳暮を贈る基準

お歳暮を上司に贈るべきかどうかについて考える際には、まずお歳暮を贈る基準を理解することが重要です。お歳暮は、1年間お世話になった人々への感謝の気持ちを表す日本の伝統的な習慣であり、ビジネスシーンでも上司への感謝を示す手段として広く受け入れられています。

ただし、すべての職場でお歳暮を贈ることが適切というわけではありません。たとえば、日頃から直接的な指導を受けたり、個人的にお世話になった場合は、お歳暮を贈ることでその感謝を具体的に表すことができます。

一方で、部門の長という立場であっても個人的な交流が少ない場合や、上下関係が形式的なものにとどまる場合には、贈らなくても失礼には当たりません。このように、上司との関係性や日常的な接点を基準に、お歳暮を贈るべきかを判断することが大切です。

お歳暮を贈る時期

お歳暮を贈る時期についても注意が必要です。一般的には、12月上旬から12月20日頃までが適切な時期とされています。これには、年末に近づくにつれて上司が忙しくなる可能性を考慮する意味があります。

また、地域によってはお歳暮の時期に微妙な違いがあるため、とくに、地方出身の上司に贈る場合は、その地域の風習に配慮することも重要です。贈る時期が遅れる場合には、年末年始の挨拶として「御年賀」や「寒中見舞い」として渡す方法もあります。

ただし、遅れてしまった場合でも事前に連絡を入れることで相手に失礼な印象を与えずに済みます。正しい時期に贈ることは、相手への気遣いと礼儀を示す基本的なマナーといえます。

お歳暮のやり取りが禁止されている場合

職場によっては、お歳暮のやり取りが禁止されている場合もあります。一部の企業では、倫理的な観点から、贈答品の受け取りが禁止されていることがあるのです。

この場合、上司にお歳暮を贈ることは避けるべきです。まずは、自分の会社にそのようなルールがないか確認することが必要です。

また、禁止されていない場合でも、贈る品物の金額や内容には慎重になる必要があります。高額すぎる品物は相手に負担を感じさせる可能性があるため、なるべく避けましょう。

職場のルールや慣習を事前に確認し、それに従うことで、トラブルを回避しつつ感謝の気持ちを伝えることができます。

上司に贈るお歳暮の予算の相場

上司に贈るお歳暮の予算は、相手との関係性や職場の文化によって異なりますが、一般的には3,000円から5,000円程度が相場とされています。

この価格帯は、感謝の気持ちを伝えるには十分な金額でありながら、過剰にならないため、相手に負担を感じさせることなく、適切な贈り物を選ぶことができます。また、この価格帯であれば、品質の良い食品や日常的に使えるアイテムを選びやすく、上司に喜ばれる品を贈ることができます。

一方で、とくに親しい関係で、長い間お世話になっている上司であれば、少し予算を上げて3,000円から10,000円程度の贈り物を考えることもできるでしょう。こうした贈り物は、感謝の気持ちをより強調したい場合に適していますが、予算を大きく上回らないように注意することが重要です。

高額すぎる贈り物は、相手に負担をかけたり、贈与の意図が誤解されるおそれがあるため、贈り物の内容や金額には慎重を期す必要があります。予算を決める際には、上司が自分にとってどのような存在かを考慮しつつ、相手に負担をかけない適切な範囲で選ぶことが大切です。

また、企業の慣習や職場のルールに合わせることも重要です。これらを考慮して、お歳暮の予算を決めることが、円滑なビジネス関係を保つためのポイントとなります。

上司に喜ばれるお歳暮の選び方

上司へお歳暮を贈るとなったとき、どんなものを贈れば喜ばれるのかと、迷う人は多いでしょう。相手の好みがわかる場合は、好みや趣味に合わせた品物を送るのが妥当ですが、好みがわからない場合は、相手の家族にも視点を当ててみることがおすすめです。

以下に、上司に喜ばれるお歳暮の選び方を解説していきます。あわせて、逆に贈ってはいけないアイテムも紹介していくのでぜひ参考にしてみてください。

上司の好みや趣味に合ったものを選ぶ

上司へのお歳暮を選ぶ際には、まず上司の好みや趣味に合ったものを選ぶことがポイントです。日頃の会話や仕事のなかで、上司が興味を持っていることや好きなものを把握しておくと、選択の幅が広がります。

たとえば、上司が日本酒やワインを好む場合は、それにあった銘柄を選ぶと喜ばれることが多いです。また、上司が特定の地域の特産品を好む場合は、その地域から取り寄せた名産品もよい選択肢になります。

さらに、趣味がアウトドアやスポーツなどの場合は、それに関連したアイテムや食品を贈るのも一案です。上司の嗜好やライフスタイルの情報を集め、好みを尊重した品を選ぶことが、感謝の気持ちを伝える一歩となるでしょう。

上司の家族構成を考慮する

上司の家族構成を考慮して品物を選ぶことも重要です。とくに、家庭を大事にする上司の場合、家族全員が楽しめるものを選ぶことで、より深い配慮が伝わります。

たとえば、小さな子どもがいる家庭にはスイーツやジュースの詰め合わせ、大人だけの家庭には少し贅沢なグルメギフトが喜ばれるでしょう。

また、家族全員が集まる食卓で楽しめる鍋セットや、お肉類などもおすすめです。家族構成を意識することで、上司自身だけでなく、その周囲の人々への気遣いを示すことができ、より好印象を与えることができます。

日持ちする食品や実用的なアイテムが無難

お歳暮として贈る品物は、日持ちする食品や実用的なアイテムを選ぶのが無難です。

上司が忙しい場合やすぐに消費できない場合でも、長期間保存が可能な商品であれば相手に負担をかけません。たとえば、高級なお茶やコーヒー、調味料のセット、または缶詰や冷凍食品などが適しています。

実用的なアイテムとしては、すぐに消費できる量の高級肉や海産物のギフトセットもおすすめです。日用品の場合、品質の良いタオルや石鹸、普段使いできるキッチン用品なども喜ばれる傾向があるでしょう。

また、上司が日本酒やワインが好きな人であれば、お酒のセットや高級な日本酒、有名なワインなどを贈っても喜ばれるでしょう。酒類は、基本的に食品と比べて、長期の保存が可能であるため、お歳暮などの贈り物に適しています。

贈ってはいけないアイテムもある

最後に、上司に贈ってはいけないアイテムにも注意が必要です。お歳暮には適さないとされる品物を選んでしまうと、相手に失礼にあたる可能性があります。

たとえば、靴や時計、財布などの身につけるアイテムは「相手を踏みつける」「勤勉を推奨させる」というイメージを連想させるため、避けた方がよいとされています。

また、現金や商品券は直接的すぎるため、お歳暮の品物としてはふさわしくありません。金銭に関わるものは「お金に困っている方への贈り物」という意味で受け取られてしまう可能性があるため避けましょう。とくに、上司など目上の方に現金などを贈ることは失礼にあたります。

ただし、親しい友人や親戚の場合、相手の趣味や普段の生活にあわせて、ギフト券や図書券、ネットで使えるギフトカードなどを選ぶのはよいでしょう。

さらに、相手の好みに合わない派手な装飾品や、保管や扱いに困る大型のアイテムも控えた方がよいでしょう。相手に気持ちよく受け取ってもらえる品物を選ぶことが、上司へのお歳暮選びの成功の鍵となります。

とくにお歳暮シーズンである年末には、ご家族で集まり夕食を囲む機会も増えるものです。団らんの食卓に華を添える高級肉のカタログギフトをご検討中の方は、ぜひ肉の大栄にお任せください。

肉の大栄では、上質なお肉が揃ったカタログギフトをご用意しております。また、のしなどのサービスも承っておりますので、お気軽にご相談ください。

お歳暮を贈る際に注意したいマナー

お歳暮は、日頃お世話になっている方々への感謝を伝える日本の伝統的な贈答文化です。贈る際には、適切なマナーを守ることが重要です。とくに、送り状やお礼状に関するマナーは、相手に対する礼儀を示すうえで欠かせません。

以下に、お歳暮を贈る際に注意すべきマナーを詳しく解説します。

送り状は品物より先に

お歳暮を贈る際、品物を届ける前に送り状を先に送るのが基本的なマナーです。送り状は、相手に感謝の気持ちを伝えるだけでなく、品物の到着を事前に知らせる役割があります。

これにより、相手が心の準備をする時間を持てるため、より丁寧な印象を与えることができます。

送り状を送るタイミングとしては、品物が届く数日前が理想的です。送り状が遅れて品物が先に届いてしまうと、相手に失礼な印象を与える可能性があります。とくに、目上の方やビジネス関係でのやり取りでは、送り状のタイミングを守ることが重要です。

送り状の形式と書き方

送り状の形式は、手紙やはがきが一般的で、場合によってはメールでも問題ありません。ただし、目上の方やフォーマルな関係性の場合には、手書きの手紙が最も適しています。

送り状には、時候の挨拶や日頃の感謝を述べる文章を含めることが基本です。そして、贈り物の内容や到着予定日についても明確に記載しましょう。また、相手の健康や繁栄を祈る一文で締めくくることで、丁寧な印象を与えます。

文章が長すぎたり硬すぎたりすると読み手に負担をかけるため、簡潔で誠実な言葉遣いを心がけることが重要です。

お礼状の形式と書き方

お歳暮を受け取った場合には、すぐにお礼状を送ることが大切です。お礼状を通じて、贈り物を受け取ったことや、それに対する感謝の気持ちをきちんと伝えることが礼儀とされています。お礼状は、遅くとも3日以内に送るようにしましょう。

お礼状には、贈り物の感想や喜びを具体的に記載すると、感謝の気持ちがより伝わります。また、時候の挨拶や相手の健康を気遣う一文を加えることで、文章全体の印象が柔らかくなります。

お礼状の形式は、一般的に手紙やはがきで送るのが基本です。また、よりカジュアルな関係性の場合には、電話やメールで感謝を伝える方法も選べます。丁寧な形式で送りたい場合は、縦書きの封書で送るようにしましょう。

ただし、どの形式を選ぶ場合でも、感謝の気持ちを迅速に伝えることが最優先です。長々と文を綴るのではなく、感謝の気持ちを簡潔に伝えられる文章を考えましょう。

お返しをする場合のポイント

お歳暮は基本的にお返しが不要な贈り物ですが、場合によってはお返しをすることが適切な場合もあります。とくに、高価な品物をいただいた場合や、感謝の意を改めて伝えたいときには、お返しを検討してもよいでしょう。

その際には、時期や贈る品物に注意が必要になります。お返しは、お歳暮の時期を外して、年明けに「御年賀」や「寒中見舞い」として贈りましょう。

品物は、貰ったものの半額から同等程度を目安に選び、水引やのしの表書きにも気を配るとよいです。あまり高すぎるものだと、来年以降はいらないと汲み取られてしまうため、気をつけましょう。

また、お返しをしない場合でも、感謝の気持ちをお礼状でしっかり伝えることが、相手への礼儀となります。

こちらの記事では、馬肉がおすすめの理由について解説しています。喜ばれる3つのポイントや失敗しない選び方も取り上げているため、ぜひあわせてご覧ください。

まとめ

お歳暮は、感謝の気持ちを形にして伝える大切な習慣です。とくに、上司へのお歳暮は、職場での人間関係を円滑に保つための助けにもなります。

贈る時期やマナー、品物の選び方など、基本的なポイントを押さえることで、相手に好印象を与えることができるでしょう。また、職場の慣習や相手の好みを考慮することも重要です。

上司へのお歳暮選びにお悩みの方は、上質な肉のカタログギフトが数多く揃う肉の大栄にぜひお任せください。大正4年の創業時より品質を追求し続けた、特選馬刺しや黒毛和牛など、自慢のお肉を皆様にご提供いたします。

老舗精肉店だからこそ提供できる、人気商品を詰め合わせたカタログギフトもご用意しております。予算に合わせて、幅広い金額からお選びいただけるので、興味をお持ちの方は、お気軽にお問い合わせフォームよりご相談ください。

肉の大栄 オンラインショップへ