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2024.12.24

新築祝いの相場はいくら?贈るべきではないアイテムも解説

新築祝いを贈る際の相場は、どのように決めたらよいか気になる人は多いでしょう。贈り物は家族、親戚、友人など相手によって金額の目安が異なります。

友人や職場の同僚には気を使わせない程度の金額、親しい親戚には感謝をこめて少々高額なものにするのが一般的とされています。

この記事では、新築祝いの相場を相手別に紹介していくとともに、贈るべきでないアイテムについても具体的な例を挙げながら詳しく解説するので、ぜひ参考にしてください。

新築祝いの相場

新築祝いの相場は、贈る相手との関係性に応じて金額が異なります。基本的に、親しい相手ほど高額のプレゼントが一般的です。

新築祝いのギフト選びは、新生活を祝うだけでなく、相手の負担にならない金額設定が重要です。以下に、贈る相手別に一般的な相場を一覧にまとめました。具体的なアイテムも記載してるので、贈り物を選ぶ際の参考にしてみてください。

贈る相手相場の目安備考
家族・近しい親戚30,000円~50,000円親しい家族や兄弟姉妹には、より高額な記念品や実用品、食品などの贈り物が一般的です。
親戚10,000円~30,000円近しい親戚には、新居の生活に役立つ日用品やインテリアなどが好まれます。
友人・同僚5,000円~10,000円手軽で実用的なタオルやキッチン用品、生活雑貨などが人気です。
上司・目上の方5,000円~10,000円高価すぎないシンプルで上品なギフトが無難でしょう。商品券やカタログギフトなどもよい選択です。
隣人・知人3,000円~5,000円気軽に贈れるタオルセットや洗剤、日用品などがおすすめです。

新築祝いに適したアイテム

新築祝いの贈り物には、相手の新しい生活に寄り添い、役立つものが適しています。実用性が高く、長く使えるもの、また新しい住まいに彩りを加えるアイテムが喜ばれる傾向にあります。

また、ギフトの選択においては「縁起の良さ」も大切なポイントです。新築祝いには、生活を快適にするアイテムや、日常的に使える消耗品などが人気となります。

たとえば、タオルは毎日使用するもので、どんな家庭でも重宝されるアイテムです。とくに、品質の良いふわふわなタオルやオーガニック素材のタオルセットは、新しい生活を快適にしてくれます。

キッチン用品は、新生活をスタートするにあたって揃えておきたいアイテムのひとつです。とくにおしゃれな食器セットや調味料入れ、カトラリーセットなどは、日常使いできるうえ、キッチンを明るく演出してくれます。

観葉植物は、新しい家に自然の癒しを加える素敵なアイテムです。小ぶりな観葉植物やハーブなどは、キッチンやリビングのアクセントに最適でしょう。

また、空気清浄効果があるものを選べば、室内の空気を清潔に保ちながら、リラックスできる空間を作り出します。さらに「植物は成長するもの」であることから、縁起が良いとされ、新築祝いとして喜ばれるアイテムです。

贈る相手の好みがわからない場合には、カタログギフトが便利です。カタログギフトは、相手が自分の好きなものを選べるため、失敗が少ないというメリットがあります。

とくに、新生活に必要なアイテムが揃ったカタログギフトや食器、キッチン用品に特化したものなど、選択肢が豊富なものを選ぶとよいでしょう。

そして、直接的な金銭的サポートは避けたほうがよいとされる場合もありますが、商品券やギフトカードであれば、相手の自由に使えるため実用的です。

インテリア雑貨やホームセンターのギフトカードなど、新生活の中で必要なものを購入できるため、柔軟に利用できます。

新築祝いとして贈るべきではないアイテム

新築祝いでは、贈り物を通して新生活の門出を祝う気持ちが重要ですが、贈り物の内容によっては相手に不快な印象を与えることもあります。

日本には、縁起やマナーを重んじる文化があるため、新築祝いでは不適切とされるアイテムが存在するのです。ここでは、新築祝いとして避けるべきアイテムとその理由について説明します。

火を連想させるもの

新築祝いでは「火」を連想させるアイテムは、避けるべきとされています。火は「火事」を連想させ、家庭の災難を象徴するため、縁起が悪いとされます。具体的には、ライター、キャンドル、香炉などが該当します。

また、火災のリスクもともなうため、贈る側も受け取る側も不安に思うことが多いです。このように「火」に関連するものは、家庭の平和を願う新築祝いには不向きとされています。

家に穴や傷を付けるもの

新築の家は、住む人にとって大切な財産であり、その美観や価値を保つことが重要視されます。そのため、壁や床に穴を開ける可能性があるアイテムは、新築祝いとして避けるのが無難です。

たとえば、壁掛けのインテリアや設置に釘を必要とするもの、重たい家具などは控えるべきです。新築の家を傷つける可能性のあるものは、相手に余計な負担や不快感を与えることになりかねないので気をつけましょう。

広いスペースが必要なもの

広いスペースが必要なアイテムも、新築祝いとしては不適切です。とくに狭い住居やマンションに住む方にとって、大型家具や大型の観葉植物は置き場所に困ることが多いです。

相手の住環境に合わない大きな贈り物は、かえって迷惑になることがあります。相手の家のスペースに配慮し、小さめのインテリアや収納がしやすいアイテムを選ぶとよいでしょう。

数字の「9」と「4」が付くもの

日本では「9」や「4」といった数字が不吉とされ、新築祝いには避けるべきとされています。「9」は「苦しみ」を連想させ「4」は「死」を意味するとされているためです。

たとえば「4個」や「9本」といった形で贈ることは避けるべきです。また、具体的なアイテムとして、苦しみに通じる櫛や、シクラメンなども縁起が悪いとされるため、新築祝いには適しません。

踏んで使うもの

スリッパやマットなどのフットウェアや、カーペットなどの踏んで使うアイテムは、新築祝いには避けた方がよいとされています。

足元に使うものは「踏みつける」というイメージがあり、相手に対して無意識のうちに失礼な印象を与える可能性があるためです。

新築祝いには、手で触れるようなアイテムや、家庭を彩るインテリア小物など、よりポジティブなイメージのものが適しています。

ハンカチ

ハンカチも新築祝いとしては不適切とされるアイテムです。日本では「別れ」を連想させるアイテムとされており、とくに白いハンカチは葬儀などの弔事を連想させるため、新生活を祝う場面にはふさわしくありません。

また「手巾(てきれ)」という漢字が使われるため、手切れを連想し、関係の終わりを暗示してしまうこともあります。新築祝いには、より明るい印象の贈り物が望ましいです。

お茶

お茶も新築祝いには適さないとされています。日本では「お茶を濁す」という言葉があり、曖昧な対応を意味することから、お祝いごとにはあまり使われません。また、弔事で使用されることが多いため、祝いの場面には不向きです。

とくに、お茶は「香典返し」として使われることが一般的であるため、新築祝いに贈ると誤解を招く可能性があります。新築祝いには、ワインやジュースなど、より祝賀の場にふさわしい飲み物が好まれるでしょう。

商品券や現金

商品券や現金も、一般的に新築祝いとしては避けられます。商品券や現金は便利であり、相手の自由度が高いものの、形式的な印象を与えることがあるため、心からのお祝いという感じが薄れてしまいます。

とくに新築祝いは、新生活のスタートを祝うものであるため、もう少し心のこもったアイテムが望ましいとされています。

たとえば、キッチン用品やインテリア小物など、相手が日常的に使えるものを贈ると、より好感を持って受け取ってもらいやすいです。

新築祝いを渡す際に押さえるべきポイント

新築祝いを渡す際には、基本的なマナーや礼儀を押さえることが大切です。新築祝いは、相手の新しい生活を応援するものなので、贈り物のタイミングや選び方に配慮をすることで、より喜ばれる贈り物になります。

ここでは、新築祝いを渡す際に押さえておくべきポイントをいくつかのパターンに分けてご紹介します。

渡すタイミング

新築祝いを渡すタイミングは、新居の引越しが完了し、生活が落ち着き始めた頃が適しています。一般的には引越し後1か月以内が目安とされており、引越し直後の忙しい時期を避け、相手に余裕ができた頃を見計らうのがよいでしょう。

もし新築祝いを渡すタイミングを逃してしまった場合でも、半年以内であれば無礼にはなりません。

また、直接訪問して手渡しするのが理想ですが、遠方の場合や訪問が難しい場合には配送もひとつの方法です。この場合、配送の日時を相手から事前に確認し、受け取りに困らないよう配慮することが大切です。

のし紙

新築祝いを贈る際には、贈り物にのし紙をつけるのが一般的です。のし紙の水引は「蝶結び」のものを選び、表書きには「御新築御祝」または「祝御新築」と書きます。

蝶結びは、何度繰り返しても良いとされるお祝いごとに用いられるため、新築祝いには適した水引です。表書きの下には、贈り主の名前を書き、正式な礼儀を示しましょう。

また、贈り物の価格が高額になる場合は、二重包装にするのもよいでしょう。贈り物自体のパッケージに一枚、外側の包装紙にもう一枚のし紙をつけることで、丁寧さと誠意が伝わります。

新築祝いの贈り物には、祝福の気持ちを込めたメッセージカードを添えると、よりいっそう相手に気持ちが伝わります。メッセージカードには、シンプルかつ丁寧な言葉でお祝いの気持ちを表現しましょう。

こちらの記事では、内祝いの相場について解説しています。内祝いについてや内祝いにおすすめなギフトも取り上げているため、ぜひあわせてご覧ください。

まとめ

新築祝いは、相手に喜ばれることが最も重要です。相場は関係性により異なるため、親しい人には少し高めの金額設定を心がけましょう。贈り物は実用的なタオルや洗剤、食品など、日常生活に役立つものが人気です。

とくに食べものや飲みもののカタログは、家族で楽しむことができるため、新築祝いには人気です。新築祝いの贈り物をお選びの際は、ぜひ肉の大栄にお任せください。ギフト包装や、のしのサービスも無料でご利用いただけます。

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